ライド概要
ライド日: 2025年6月16日
このルートで自転車が通れることは多分もうないです(後述)
滝沢林道
富士山五合目までチャリで登るルートとして有名なのはスバルライン、スカイライン、ふじあざみラインでしょうか? 今回はそれとは違うちょっとマイナーな滝沢林道(林道滝沢線)から登ってみます。
滝沢林道はスバルラインに接続する形で伸びている林道です。

とりあえず山中湖まで
道志みちを通って山中湖まで。久々に通ったけど普通にきつくて(泣く) 地味なアップダウンで脚を削られるので、甲州街道のほうがおすすめ
湧き水
道の駅富士吉田の脇にある湧き水スポットで水を補給。
https://maps.app.goo.gl/UjHE73H7xSXoFEKVA
非常に冷たいです。生水で飲んでいいのかは知りませんが、富士山の天然水なので大丈夫でしょう(適当)

うん、おいしい!
中ノ茶屋で昼食
湧き水ポイントから林道の入り口まで向かいます。入口までは5%ぐらいの直線的な登り。
林道の入り口に茶屋があります。大体標高は1100m。 ここで吉田のうどんを食うつもりだったのですが、うどん営業は土日祝だけでした;;
代わりにインスタント吉田のうどん(300円)を食います。ここまで来て意味が分かりません

林道を登る
クマ出没注意!熊鈴を装備しました。

ここで補給切れたら死ぬので、羊羹とういろうを複数個持参。
林道の上にゲートがあるので滅多に車は来ないと思いきや、すぐ真横に北富士演習場がある関係上、陸上自衛隊の車両がたまに通ります。
高山っぽい植物

道沿いに小さな白い花がたくさん咲いています。シロバナノヘビイチゴというらしい。秋にまた来て味見しようかな
標高1825m(3合目)のあたりに秘密の扉が現れるので歩行者にクラスチェンジ。

ここから斜度がキツくなっていきます。多分平均8%ぐらい? 止まるとアブが寄ってくるので脚を止められません。
ところどころ溶岩の砂利が浮いてるので要注意。多分鋭利なので運が悪いとサイドカットしそう。
しばらく上るとやっと景色が開けてきます。

外来タンポポ
標高2000m付近、タンポポの群生を発見。 周りは高山植物ばっかなのにタンポポ見つけて感心してたけど、これよく見たらセイヨウタンポポじゃん^^;


キッズ用自転車
標高2200m付近、キッズ用自転車が乗り捨てられています。どういうこと?

到着!

標高2305m、五合目。
一気に景色が開けてご褒美タイム。ガスってなければ河口湖がよく見えます。

ここからはスバルラインまで1kmぐらいグラベルです。グラベルキング26Cでは太刀打ちできないので押し歩き。

テレビ局の人たち
滝沢林道とスバルラインの間に富士山登山道の入り口があります。 中国人が閉山中の富士山で2回遭難して(同じ人)行政がブチぎれたため、登山道の入り口に頑丈なバリケードが作られたのでそれの取材に来てたらしい。
スバルラインの反対側からチャリで来た自分を不思議がったのか話しかけに来ました。 迷惑チャリカスとしてTVで晒すつもりなんじゃないかと不安でしたがそういう雰囲気ではなくて一安心。
(バリケードよじ登ってるところ撮らせてくださいよ????????とか悪ノリされた)
スバルラインに到着
前述した迷惑登山者避けの超頑丈ゲートがお出迎え。

運用が始まると開山期間中はここに警備員が常駐し通行料が要求されます。金取んのかよ、くそったれ!
そもそも多分金払っても自転車通してくれないでしょうし。
そして閉山期間中はここが閉じられるので...もしかして次の開山シーズンから自転車が通れることは今後もうないのか;;

スバルライン五合目は中国語しか聞こえません。さっさと下りましょう。
さっきまでの林道と比べて線形が非常に良いので60km/hぐらいで下れます。あっちは砂利浮いてるし何より来た道下るのは嫌です。
吉田のうどんリベンジ
俺は本物が欲しい

それにしてもスバルラインに抜けられなくなるのは非常に残念