My クロモリロード、MASI GRAN CRITERIUM 2011

Published on 2025年6月29日

メルカリで購入

メルカリで6万円で買った愛車です。名はたついよ号。

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5700系105コンポとZonda履いてて6万でした。

MASI GRAN CRITERIUM 2011

MASIはイタリアの老舗フレームメーカー。ただしアメリカに渡った弟子に暖簾分けした後、全く関係ない資本に買い取られたアメリカMASIと本家イタリアMASIがあるらしい。これはアメリカMASIのほう。


1970年代の、弟子がやってたころのアメリカMASIの復刻版がこの MASI GRAN CRITERIUM 2011 です。

クロモリで、パイプは Reynolds 525。520の台湾製造バージョンのようです。


古いクロモリフレームやガチの復刻版にありがちなスレッドステムではなく普通にアヘッドステムで、Wレバーとかでもありません。懐古厨ではないのでこれで良いです。

(アヘッドなのでフォークは1-1/8インチのクロモリで重いですが...)


クロモリはアルミと異なり疲労限界がないので、多分一生乗れます。Anchor RNC7みたいな倒しただけでえくぼができる薄っぺらいクロモリは持たなそうだけど。

修理

BBまわり

安い代わりにクランクが奥まで入らないしBBのねじ切りが潰れてて漕ぐたびパキパキ音鳴りがする...

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3600円払って店でBBのタッピング、BB交換、家のクロスバイクから左クランクだけ移植して完全に直った。

サビ

クロモリの最大の敵は錆です!


トップチューブ下のちょうど汗が垂れるあたりがひどく錆びていたので、やすりで削りまくってプラサフ、黒ペンでタッチアップ。しかし削りすぎてトップチューブが薄くなってしまった... touchup1.avif touchup2.avif


錆は削るより黒錆に置換してからタッチアップしたほうが良さそう。

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これが

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こう

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シートチューブ内も錆びていたので、ここにも塗る。

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シートポストとチューブの隙間に水がたまらないように100均のパイプカッターでギリギリまでカット。やすりで断面を整えたら、水が浸入しないようにグリスを塗ってから挿入。

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フレーム内がこれ以上錆びないように、フレームの穴という穴からスーパーラストガードを流し込みます。

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吹き付けた直後はオイルのようにさらさら、しばらくするとグリスみたいに粘性を持ちます。ぶっかけすぎると逆に水抜き穴をこれで塞いでしまうので、しばらくしたら水抜き穴に棒入れてぐりぐりしたほうが良いです。自分はやりすぎて塞がってた。

RESPOの防錆スプレーのほうがクロモリフレームには有名ですが、高いし多分大して変わんないと思います。

キモオタ仕様

ネットからパクってきたイラストからSVGに起こし、3Dプリンタ改カッティングマシンでカッティングシートを切り出す。

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けいおん!

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こっちはガチャガチャのキーホルダーのデザインをパクった物語シリーズの忍野忍

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パーツ

TEMUで買った中華フルカーボン3Dプリントサドル。確か初回価格800円で買った(個人情報を売らないと実現できない価格)

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乙女なのでコンパクトクランクに後ろ32T。これでも風張林道足つき無しは無理

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ホイールは古いリム幅15mm時代のZONDA、タイヤはグラベルキング26C、チューブは中華TPU Ridenow 36g(450円)。

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今の主流は19mmのワイドなリムに28Cタイヤで低圧運用です。これが転がり抵抗、重量、空気抵抗のバランスで最良らしい。

しかし2011年はまだ全員23Cで9bar充填するイカれた時代だったので、太いタイヤを入れることは想定されていません。 28Cは履けなくもないけどギリギリです。ブレーキも怪しい。


で、最近はタイヤの設計も変化しました。今は新ETRTOなる主流の19mmリムに最適化した設計のタイヤが多い。

こいつのリム幅は15mmなので、旧ETRTO準拠タイヤが望ましいですね。この条件で、設計が新しめかつ一番太いタイヤはグラベルキング26Cでした。新モデルなのにまだ旧ETRTOらしい。貴重。

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チューブはTPUが本当におすすめ。ブチルよりも転がり抵抗の低さが圧倒的です。重量減はどちらかというと副次的な効果。

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