temuで買ったカーボンサドルが何もしてないのに割れてた。7000キロぐらい?走ったのでまあ良いです。

替えのサドルはどうしよう。また中華で変なカーボン買ってもいいけど、少し前に近所のラーメン屋の前に停められてた、自分のクロモリの色違いモデルを思い出した。そのチャリで革サドルがひときわ輝いてたので憧れがあります。
(このチャリで1万キロ走ったけど、自分と同じモデルのチャリを見たのは後にも先にもこれだけ。)
さすがに新品は高すぎるので、メルカリ・ヤフオクに数日張り付いていると、Brooks B17 Special が13000円。即決ですよこんなん。
Specialは選りすぐりの職人が銅リベットを手で打ってるらしい。出品者はSpecialモデルの存在を知らなかった?のか激安です。

Brompton の Royal Wedding モデルに付属してたと説明があります。2011年のウィリアム王子結婚記念モデルらしい。
14年前の革サドルにしてはかなり綺麗だし、革もそんなにカピカピでもないのでしっかり手入れされてたのかな。
お手入れセットも3000円ぐらいで購入。このクリームを革の表面に塗ります。
裏面にも塗るかどうかは議論の分かれるところ。昔のBrooksの説明書には"決して裏面には塗るな"と書いてあったらしいですが、現在は塗れと書いてます。なんでも社長が変わってから一転したとか。
そもそも裏面に塗る意味は防水のためらしい。自分はへにゃへにゃにしたくないので塗りませんでした。泥除けはないけどサドルバッグ付けてるし。

革の張りはこのスパナで前のボルトを締めることで調整可能。
ネジ山が最後まで残っていたので、この個体はまだ一回もボルトを締めてなさそう。そんなに乗ってなかったのかな?
サドル中央部が凹んできたら張るらしいけどよくわからない。まだ凹んでない気がする。

雨が降ってきたら後ろに括りつけたビニ袋をかぶせます。
革の慣らしが終わり完全にフィットしたらレーパンも不要になるらしい。前所有者のケツの形を覚えた革サドルを自分のケツの形で上書きNTR...
取り付けて走ってみると、ケツが結構滑る感じ。滑らないようにサドルの前を上げたら"不能"になってしまいそうなので我慢。
ヒルクライムで疲れてきたら、自分はケツに全荷重をかけてペダルを押し込むクソフォームで凌いでいましたが、多分革サドルでそれやると型崩れしそう。頑張って脚に荷重をかけるように意識します。
100kmパッドなしで走ってみると、擦れて赤くなったケツが得られました。残念ながらパッドなしは無理そうです。
