ライド概要
ライド日: 2026年8月10日 (月)
山梨県牧丘と長野県川上を繋ぐ、標高2365mの大弛峠。チャリンコで登れる道としては乗鞍に次いで二番目の標高を誇りますが、長野側は未舗装です。しかもそれはそれは荒れた道らしい。とは言っても廃道じゃないし、せいぜいグラベル区間は9km程度なので最悪歩く覚悟で下ってみました。
塩山から琴川ダムは県道219号、通称クリスタルラインを走るのが普通らしいですが、西側の林道川上牧丘線を忠実に走るルートを選択しました。こっちのほうが若干距離が長い分勾配が緩い?気がします。
始発で塩山駅まで輪行。山に入るまで日差しを遮るものがなくクソ暑いらしいので、朝のうちに標高を稼いでおきます。

道中に飲食店などなく、なんなら自販機もないので、山に入る前のコンビニで食料を大量に買い込んで背中にぶち込みます。
頂上の山小屋もやってんだかやってないんだか適当なので当てにできません。

ぶどう畑を進む。今年もふるさと納税してシャインマスカットをGETしよう。

りんごの里とレタス村を繋ぐ林道川上牧丘線。

林道川上牧丘線入口。

時速1ケタ台で登る。

道中の東屋で小休憩。

1500m地点で、少し下り基調になると中間地点の琴川ダムが現れました。

おととしくらいまで、この金峰山荘に自販機があったようですが、撤去されてしまったようです。
仕方なく、向かいにある公衆便所の水道の水をボトルに...

大弛峠まで 14km

ん?

ふと緩いTシャツの首元を上から見てしまったような、そんな光景です。

無数に分岐する林道も、いつかは制覇したい。

ダムを過ぎてしばらくすると勾配が緩みます。緩みますが、2365mまで登ることは確定しているので、サイコンの標高メーターと頂上までの距離を見つつ、これ以上斜度が緩まないでくれとも願います。

最悪、ボトルの水が切れたら途中の湧き水を補給できます。

もうちょっと。ここまで来るともう涼しく、一度も暑さを感じずに登ってこれました。

ゴール! 時刻は11時です。コンビニを出てから4時間ほどで到着しました。

前述した山小屋・大弛小屋の前にサイクルラックがあります。

山小屋はやはり適当で、14時から開くからよろしくみたいな文言が。補給はかないませんでした。

徒歩で10分ぐらい登山すると、素晴らしい景色の望める「夢の庭園」に行けます。

登ってきた側。甲府盆地が遠くに見えます。

これから下る、長野県川上村側。

白いレタスのマルチが見えます。さすがレタス村。

大弛峠は霧がかかりがちらしいですが、今日は晴れて良かった。乗鞍も渋峠も霧で何も見えませんでしたからね。

臭い公衆トイレで用を足したのち、9kmの酷道ダウンヒルを開始します。頂上からいきなりダート。

序盤は聞いていた通り酷い悪路で、MTBじゃないと無理です。

ダートというか、岩が地面に埋まってる。

たまーに、ジムニーやオフロードっぽいバイクが登ってきます。1台だけ凄い音を立てながら普通車が登ってきましたが、知らずに入ってきたのでしょうか?多分親子で、お父さんが不安そうな顔で運転していました。

河川敷を歩いてるみたいな感じです。乗車は不可能。

しばらく歩くと、さっきよりかは幾分歩きやすくなってきた。

これなら乗れなくもない路面です。

現在地は、最初のつづら折りからのヘアピンカーブを越えたオレンジの点あたり。峠から約3kmの地点です。 ここから乗車で下っていきます。

石のサイズが明らかに小さくなっています。

なんと、フラットなダートが現れた。

フラットダート最高

ここら辺は木々の圧迫感もなく、素晴らしい風景が続きます。

最後のつづら折り区間はまたちょっと路面が荒れ始めますが、ギリギリ乗車可能。

サドルからケツを浮かせて全身をサスペンションにして下っていきます。ブレーキも効かないし体があちこち痛い。

つづら折りを過ぎると、ついに舗装路です。

舗装路もガッタガタですが、さっきに比べたら平坦のようなもの。

馬鹿みたいにうるさい人工オオカミ。ここで林道は終了です。2時間程度で峠から下れました。

峠から見えた白いマルチ。

一面のレタス畑が広がります。この村はレタス栽培で平均年収2500万円らしい...

レタス村は標高1300mなので、真夏の昼でも27度程度。

振り返ると、大弛峠は遥か上。

この案内板通りには秩父に行けません。川上村から秩父に至る中津川林道は、例の2019年台風19号に破壊されました。関東のほぼ全ての林道がこの台風で被災していますね。
一応、秩父市はこの林道を復旧する気はあるようですが、工事は進んでいないようです。 https://chatgpt.com/s/t_6a7af440a92c8191b1a99eeabd860351

そろそろ補給をと思い、Googleマップを見てみると、近くにファミマがあった。
...なんか違くないか?

店主のおばちゃんに聞くと、ヤマナカファミリーがやってる商店だから「ファミリーマートヤマナカ」だそう。ファミマが全国に普及する前からあるそうです。そして「チケットは発券できますか」とかよく電話かかってきて迷惑らしい。

スーパー「ナナーズ」で昼食。こんな農村にあるスーパーにしては結構デカく、弁当もうまい。

ここから輪行するわけではありませんが、最も標高の高いJRの駅、野辺山駅で記念撮影。

野辺山駅を過ぎると、あとは一気に900mぐらい標高を消費しながら韮崎駅まで下ります。中途半端な速度だと車に抜かれて怖いし、車の流れに乗って60キロぐらい出すのも怖いし、、交通量のそれなりにあるダウンヒルは怖いです。